ちょっと大阪まで

今日は家族4人で大阪までヴァイオリンの公開レッスンを聴講に行ってきた。

題して「2009 大阪夏の陣」。う〜ん、熱がこもった名前だ。レッスンに参加される皆さんの熱意と迫力が伝わってきます。
我が長男は聴講だけだったのだが、いつもヴァイオリンに関して何かとお世話になっているIさんとその息子さんH君(長男の憧れです)に、「良い機会なので、観に来ては?」とお誘いいただいたのがキッカケでした。
今回公開レッスンを受講されるのは小学生から中学生の男女、皆さんそれぞれが各自の師匠の下で指導を受け日々“ヴァイオリン”という楽器を演奏する為の精進を続けている素晴らしい男の子と女の子たち。尊敬に値するお子様たち。。。
皆さんの演奏は素晴らしかった。
普段は決まった人の演奏しか聞くことが少ない長男にとってはとても良い刺激になったのではと感じている。彼も最近は夏の疲れなのか、それ以外の要素も在るのか練習に対して乗り気じゃ無い部分多いのですが、今日の刺激をもって月末の発表会等に向けて仕切り直すキッカケとなってくれればと考えています。
しかし、相手は4歳児。大人が考えているようは簡単には乗ってきてくれないのも事実ですけどね・・・

さて、今回の公開レッスンを聴講していてなのだが、音楽的素養がほとんど無い私にとっても聞いていて、見ていてとても楽しい内容であった。
一つは今回の先生がそれぞれの曲の解釈、演奏方法を文化の違いから説明されているのは分かりやすかった。アジアの農耕文化と欧米の狩猟文化、アジア言語とヨーロッパ言語の違い、そういったDNAに刷り込まれているようなレベルで曲の解釈がアジア人と欧米人では違う。その辺りを理解し、作曲家の意図を読み取り、演奏する。
聞いていて納得であった。
それともう一つ、やはり物事は多方面から検討することが大切だと感じた。
今日受講されたお子様たちにはそれぞれの師匠がおられるわけだが、違う場所で、違う人にみてもらうと別の課題が浮かび上がってくる。
何事もそうであるが、一つの事象を多方面から観察し分析する。その大切さを実感した。

まだまだ頭の中で整理できていない部分もあるし、次男が騒ぎ出すと外に出ていたので話もトビトビでしか聞けていない部分もあけど、今日は参加して本当にヨカッタと感じた。

また後日、妻とそれぞれが聞き、感じた部分を話し合ってみたいと考えている。

世界がドンドン深く深くなっていく、そんな事を感じた一日であった。