親の気持ちと子供の気持ち

ここ数日はヴァイオリンがらみの話題ばかりになっていますが、今日もまたその辺りの話を・・・

mixiの方で拝読したお話があったのですが、内容は小学生のお子さんが師事している先生との不仲*1により、今夏のコンクールの出場をもってヴァイオリンと関わる生活をやめてしまうという事でした。

単純にそちらの記事を拝読して私が感じたことは
「何をバカなことを言ってんだ。子供を親のエゴの犠牲にするんじゃない」
ということを思いました。
先生との不仲が原因なら違う先生を、自分たちと波長が合う先生を探せばイイ!ヴァイオリンを演奏することが好きなのなら尚更そうするべきだと思う。しかしその親御さんの言い分は、表現は変わりますが「今師事している先生よりランクが下の先生には習いたくない」という事でした。
お子さんの気持ちは?本人はどうしたいと考えているの?
読んでいる限り、そこにはヴァイオリンを始めるのも終わるのも親の都合、親のエゴだけなんだと感じざるを得ませんでした。

偉そうなことは何も言えませんが、私たち親子も日々ヴァイオリンを弾くという事に向き合っています。気乗りしない子供の機嫌をとりながら、時にはワガママをいう子供をなだめながら日々練習を続けることは並大抵ではありません。まだ始めてから1年少々の私たちですが、この間何度も「もう辞めようか」と考えることもありました。しかし練習を続けることが「大変だぁ」「厳しいぃ」と考えているのは親だけなんです、子供にとっては親がそんな事を考えているのは何も関係のないことなんですよね。子供は*2単に楽しく音を、音楽を奏でたいと思っているだけなんです。彼等にとっては単に遊びの一つなんです、それを義務のように扱っているのは親だけですよね。

と悟ったようなことを言っていますが、私も親としてはまだまだな存在です。
音楽を奏でたいと思う気持ちが子供にあり続けるならば親はサポートするべきです、もし子供からその気持ちが途絶えてしまったならばその時は潔く身を引きましょう。

子供の気持ちも、親の気持ちもお互いは分かることは出来ません。

親のエゴに子供を従わせるな!っと考えたのでした。。。

*1:本人?親御さん?もしくは両方ですが

*2:特に幼少期の子供たちは