思っているよりも成長。

昨日は「お馬さん」を追いかける前にヴァイオリンの練習に行っていた。
実は昨日は彼や私たちにとって初めての経験で、レッスン時間が2時間ほどになった。通常なら「30分+α」ぐらいなのだが、昨日はそれが個人レッスンの時間と門下のクリスマス会で行う合奏の練習*1と合わせて2時間。長男の体力と、集中力等が保ち続けられるのか不安であった。

今までなら通常の30分の練習の間に体力や気力、集中力が低下してしまい、途中で「お腹が空いたぁ」と言ってみたり、グデグデとして師匠の話を聞かないなんてことが多かった。そんなことが原因でレッスンにいってもレッスンが進まないなんてことも過去にはあった。だから、今回個人と合奏の合わせての長時間レッスンの予定となったときには「出来るだろう」とは思いつつも最後まで集中的に他の皆と一緒に合奏の練習まで出きるか不安も大きかった。

だが蓋を開けてみればどうだろう!個人レッスンの時間にはこれからヴァイオリンを始めようと考えておられる方の練習風景の見学があったのだが、その間も気にせず自分のレッスンを完遂。そして私たちは念のため少しだけ飲物やオヤツを持っていたのだが、それらで休憩をすることもなく皆と一緒に合奏の練習も続けてこなした。
彼はよくやった。
知らない間に驚くほど成長していた。
今までは出来なかったこと、知らない人が居ても集中する。時間が延長されても集中し続ける、ということが出来た。元々「4歳児」(月末には5歳です)に“集中力”だのなんだのを求めることに少し無理な面もあるのかもしれないが、いつの間にか私たちが考えている以上に彼は成長しているのだということを悟った。

どんどん、どんどんと大きくなっていく身体の成ばかりに目が行ってしまうが、こういったキッカケがなければ気づかないのかもしれないが、精神面も彼は大きく成長していっているのだ。

*1:こちらの時間には他の門下生も一緒に「合奏」の練習をした