一つの結果

昨夜からシトシトと降り始めた雨は朝になっても止んではいませんでした。
別に雨で困るというほどは降らず、ただシトシトと降り続くだけです。まぁ雨は嫌なものですが、最近の暑かった毎日でしたが今日は雨のおかげで気温も上がらずちょっと身体が休まりました。

さて、長男の出場したヴァイオリンコンクールは無事に終了しました。
今年は昨年の倍ぐらいの参加者でロビーや控え室はかなり賑やかで混雑していました。

やはり本番当日になるとさすがの長男も少し緊張して落ち着かない様子がチラホラと見受けられましたが、控え室に集合し自分の出番を待つ間に長男の事を一番理解している妻によって緊張感から解き放たれて*1いました。
出番が来て名前が呼ばれ舞台に現れた時にはそれまでの緊張した顔つきは消え、しっかりとした落ち着いた表情になっていてとても安心できました。

そして演奏・・・
今までで一番良かったです。隣で一緒に聞いていた師匠も「完璧ッ!!」と言ってとても興奮されていました。
親バカになりますが本当に良かったです。
一つ一つの音を丁寧に優しく、そして教えてもらったこと、自分が出来る事を彼はやりきりました。
とてもよくやったと思います。
これも親バカですが、会場の方の心を掴めていたと感じました。

しかし、結果は昨年と同じ「銀賞」
結果を聞いた時、師匠も私たちもそして長男の応援に来てくださってた方も一瞬空気が固まりました
正直「何故?」という気持ちが強かったです。
悔しさが残る結果でした。しかしそれはそれで彼の持つ課題でもあるのでしょう。物事のタイミングもあるのでしょう。審査員の先生もおっしゃっていましたが
「今日の結果は今日の結果です。明日弾けば今日銀賞や銅賞だった人も金賞になるかもしれません」
確かにそうです。しかし悔しいです。
師匠も悔しかった様子でしたが、気持を切り替えられ「これからは〇〇に気をつけていかなきゃね」ともう次のステップへと進んでいました。

まぁ兎にも角にも長男と妻は舞台で頑張りました。
お疲れさん!
そしてまた次を目指そう!

*1:これは妻にしか出来ない芸当ですね。伴奏者以外は一緒に入れないので妻が伴奏していてくれた良かったです