節目

先日、役員を務めている小学校の卒業式に出席してきた。

今回で4回目
校長先生の式辞がいつもより、子供たちにとっては難しい内容だけど、いい話だった。子供たちはどれくらい聞き取れただろうかな

皆さんもご存知のように,年度が変われば,平成から新しい元号に変わります。あなたがたは,日付でいうと平成最後の本校の卒業生ということになります。皆さんがこの世に生を受けて今日まで過ごしてきた時代も含め,平成の30年間,我が国は平和を希求する強い意志に支えられ,近現代において初めて戦争を経験せぬ時代を持つことができました。このことは,当たり前のようですが,とてつもなく,人々の強い意志と努力がなければ平和な日々が保障されるわけではないということを心にとめておいてほしいと思っています。

戦争はもとより,人を言葉や暴力で傷つけるようなことがあってはならないのです。これから社会を担い,支えて切り拓いていくあなた方には,強い意志で,誰一人取り残すことなく,安心して日々の生活が送れる社会を自分たちの手で築いてほしいと思っています。

これからの時代を切り拓く立場にあるあなた方への期待は大きく,あなた方の責任は大変重いことを肝に銘じ,これからも学業に励み,己のことのみならず,自分は人のために,社会のためになに何ができるのか考えられる人になってほしいと願っています。そのために,自分の弱みや課題から目をそらさず,あるがままの自分を認め,自分のよさや強味を大いに発揮し,人と手を携え合うことに誇りと喜びを見い出してほしいと思っています。
どの人にも必ずいいところがあります。そして,一生懸命生きていれば,どの道を通っても必ず報われるようになっています。無駄な時間や無駄な命などひとつとてありません。
お父さんやお母さんから頂いた大切な命を,自分のかけがえのない夢を実現するために是非とも大切に使ってください。一人一人が一生懸命生きることが必ず,社会をよりよくすることにつながるはずです。
希望と勇気を胸に,夢の実現に向けて一歩ずつ近づくために,花を咲かせ自分を輝かせる日々を友と一緒に送ってほしいと思います。

あなたがたには,未来を切り開いていく役割があります。すべての人々にとって安心で安全で豊かな社会であるために。すべての人々が幸せであるために。一生懸命努力し,勉強してください。
そうすれば必ずみんなが幸せになれるはずです。
これからも笑顔を忘れずに,未来に羽ばたいてください。ここはいつまでもあなたがたのふるさとです。そして,一人一人の学びの原点です。

こういった事を聞いていると、良い校長先生だなっていつも思いますね






余談。。。
最近、小学生の卒業式での衣装について、色々なご意見が聞こえてきている。
小学校卒業式のはかまに賛否 華美か伝統か(3/3ページ) - 産経ニュース
headlines.yahoo.co.jp

で、当校はどうだったかというと、
「今年は一段と多いな」という印象で。
男の子で半数近く、女の子であれば、7割以上が袴か着物であった。

年によって波はあり、一昨年は多く、昨年は少なく、今年多い、という感じである。
一度、数えた事があったけど、今年は、特に多かったので、数えることを止めた。