脅威に思う危機感

情けない話だが、脅威に感じることがある。
それは「字が書けない」って事だ。
読めるんだけど、書けない。困ったことだ・・・
「書けない」ってのも、何も難しい漢字などではなく、日常的に以前から使用していた文字たちを書くことが出来なくなっている。
ある文字を書こうとはするのだが、その文字の持っている細部の状態(ハネの具合、点や線の位置、数)などを忘れてしまっているのだ。
これは、「危機」だ。

言い訳をするならば、今の生活においては、ほとんどの時間「文字」を書くという動作をしない。文字列・文章を書くのはもっぱらPCや携帯の画面上のみである。だから少々判らない「文字」があったとしても、ある程度の「読み」を知っていれば入力し変換していくことで、目当ての「文字」に辿りつくことが出来る。何も知らなくても、一人前の文章が出来る、これは便利ですw。。。
さらに「書けない」理由を挙げてみると、仕事のことも出てくる。はっきりと言って、私の仕事は机に向かって何かを書き続ける仕事ではないし、だからほとんど「書く」という作業を必要としない。確かに記録のために最低限ペンを持ち、「書く」って事をするがこれも変わっている。何故かというと、書く内容が基本的に似ているのだ、それに毎回似ている内容や関係することを書くので、当然単語を簡略化して記したり、自分が判る記号を用いて記す箇所が増えてくる。そうするとますます正規の文字たちを書くことが少なくなる。だから余計に「書けない!」ってことになる。

そんなまさか!?と笑い話のように聞こえるかもしれないが、最近の体験として次のようなことがある。
それは、ペンを持ち文字を書こうとするが、文字を書くために使う筋や神経が反応しないのだ、鈍い感覚なのだ。「書く」という動作に対して巧く働かない。なんだか「もどかしい」って具合だ。
これは本当なんだ。だから、偶にリアルに長い文章を書くと前腕〜肩にかけて異様に力が入ってしまう。。。なんて事がある。

「今、そこにある危機」→→→「字が書けない」

だから今は「書く」作業をする時には一つ一つの動き、文字の形を再認識しながら書いている。
修行だ!