幾つになっても大事です

仕事上、毎日多くの高齢者の方々にお会いする。
お話をしていて、その姿をみていていると「元気だなぁ」とつくづく思う。
私の職場の場合、通院されて来る方々には80代・90代の方が多く、その割合は年々増えているように感じる。そして皆さんは何らかの疾患やケガが有って通院されているのだが、基本的にはとてもお元気で日常的には活発に行動されている。毎週地域の体操グループやコーラスグループに参加されている方、御友人たちと「今日は○○へ、明後日は□□に行くんだよ」と言って飛び回っている方、そして「息子と娘には内緒やけどな」と言いながらお一人で映画や買い物に毎週出かけられる方・・・
他にも驚かされる行動に出る方が多いのだが、本当に今時の80代・90代の方はお元気だと思う。

そしてそういう風にお元気で活発な方を見ていると、共通していることが幾つかある。
一つは、いつでも身だしなみを整えておられる。女性なら毎日お化粧をされているし、男性なら髭や髪をキッチリと整えておられる。

さらには「異性への興味が大いに有る」これは結構大事だとおもう。
そんなに過激ではないが、それなりに色恋の話をされる方は元気である。その色恋の対象も同年代ではなく男性であっても女性であっても自分より下だ、上手い表現が思い浮かばないがそうやって色恋の話をし、興味を示し、若い年代と接することで“若さ”を吸収されているようにも感じる。

こうやって見ていると、歳をとったからといって身だしなみに構わずにいたりはせずに、幾つになっても身だしなみには大いに気を使い、そして適度に色・恋に興味をもって行くことは大事なことだと実感する。

兎にも角にも現代の高齢者の方々はとてもお元気だ、元気に過ごす為に私たちが見習う部分も多いと思う。
負けてられませんね ^^